仙台駅東口｜老舗のかつ丼屋さんで出会うインパクト唐揚げ定食

大きくてお箸で持ち上がらない唐揚げはいかが？「しぶき亭 東口本店」

10時30分からしっかり定食が楽しめる聖地

朝ごはんを食べ損ねて空腹のまま仙台駅から歩くこと5分、かつ丼の垂れ幕が眩しい。

まだ午前10時半だというのにOPENの文字が…。

某チェーン店以外にこんなに早い時間から揚げ物が食べられるのはとても嬉しい。

創業40年の文字とシンプルながらも力強いメニュー看板に期待が膨らみます。

しかし、かつ丼イチ押しのお店も珍しい気がします。

オフィス街に囲まれているので、お昼時は相当の激戦に違いありません、早くに来て正解でした。

店内は明るく元気な店員さんが声をかけてくれるので、女性ひとりでも入りやすいです。

とろける究極の豚肉のご案内が目を引きます。

どのメニューも、しっかり食べたい紳士や乙女たちのお腹を満たしてくれそうです！

ちょっぴり人より多く食べたい筆者には、ダブルかつ丼のようなメニューがあるととても嬉しい。

冬季限定ではありますが、宮城に遊びに来たらぜひ食べていただきたいご飯ばかりです。

サックリとした衣が自慢のかきフライも間違いなく美味しい…。

迷います…迷いますが「初めて入るお店は、唐揚げが勝負！」と思っている筆者は、からあげ定食を注文。

カリカリ特大唐揚げは掌サイズ！？

待っていました！驚くほど大きい！！

ご飯茶碗が小さいのではありません、唐揚げが大きいのです。

●からあげ定食 1,000円　(税込)

掌サイズの特大からあげが3個も！お箸で持ち上がらなくて笑ってしまいました。

甘口だし醤油で下味のついた鶏むね肉に片栗粉多めのカリカリ衣がしっかり付いていて、筆者好みの唐揚げです。

普段はもも肉派なのですが、しぶき亭さんの唐揚げをいただいたら、むね肉もこんなにジューシーになるのかと心底驚きました。

下味は付いていますが、お好みで少しお醤油をかけるとまた香ばしさが増して食欲が進みます。

こんなに大きな唐揚げなのにあっさり食べられるのは、むね肉のおかげなのでしょうか？

リピート確定です。お腹いっぱい食べたい方には嬉しいボリュームですね◎

冬季限定せりの美味しさを丼でいただく

●せり丼 1,050円　(税込)

やはり、せり丼も食べたい！

仙台ではせり鍋が有名になりつつありますが丼は手軽にいただけるのが嬉しいですね。

名取市今野さんのこだわりのせりと32℃豚バラ肉使用のせり丼。…32℃豚とは、一体なんなのでしょうか？

32℃豚という究極の豚

普通の豚の脂は溶ける温度が38℃に対して、舌の温度でとろける究極の豚肉の名を「32℃豚」と呼ぶらしい…。

甘辛のタレに絡まれた究極の豚のバラ肉が、せりの心地良い癖と良く合います。

想像していたせりの2倍位乗っていました、冬季期間の特別なごちそうです◎

ふわとろ卵と、とろける豚肉の組み合わせは、もはや飲み物でした。

せりの食感を変えないように卵でとじてしまわないところに、せり愛を感じます！

せり好きの方にはたまらない美しい根っこの部分！甘くてシャキシャキしていてお宝を見つけたようなトキメキを感じます。

11時を過ぎるとほぼ満席近くとなりました。

あちらこちらでせり丼を注文する声が聞こえましたので人気メニュー間違いなしですね◎

姉妹店の本気カツサンドのお知らせ

姉妹店「しぶきのサンド亭」のお知らせもありました。

普段は冷えたパサパサのパンのカツサンドしか食べたことがありません。

もちもちの高級クリーミー生食パン「ラ・パン」さんの食パンに揚げたて「しぶき亭」カツがサンドされていたら、きっとお代わりしたくなる美味しさでしょうね！

ぜひ、ふわふわジューシーなカツサンドを楽しんでください◎

今回初めて出会った32℃豚は、豚バラ玉子とじ丼名付けて「32丼」とロース肉を使った「ぜいたくかつ丼」でいただけるようです。

仙台駅東口で食べられる究極の豚を憶えておいてくださいね。

今回は予想外の大きさなのにペロリといただける唐揚げと、冬季限定せり丼を堪能出来て大満足でした。

各メニューしっかりボリュームがあります！むしろ多めです。足りなくて2食頼んだのではないのでご注意くださいね、どちらも食べたかっただけです（笑）。

次回は32℃豚を狙います。