
北仙台|抹茶と茶菓子のペアリングを楽しむ!茶道家が切り盛りする風情あるカフェで自分へのご褒美を堪能
今回訪問したのは、本格抹茶とスイーツのペアリングを楽しむことができるカフェです。
お店を切り盛りするのは、自分で茶葉を栽培し焙煎も手掛けるという“お茶のプロ”。
現役の茶道家が提供するスイーツは、当然ながら抹茶との相性が抜群です。
茶菓子が盛り合わせられたスイーツプレートは自分へのご褒美にもぴったり!
ダウンライトが空間を灯す大人な空間で最高のティータイムを満喫してきました。
目次
あくまで“抹茶”が主役!抹茶とスイーツとのペアリングを楽しめる一軒家カフェ「CAFE soyo」
灯りはダウンライトと自然光のみ。勾当台通り沿いに建つ大人な雰囲気の一軒家カフェ
北四番丁駅から勾当台通りを北上することおよそ5分。
白く塗られた壁に店名の英字ロゴが見えてきます。
この壁の向こう側にあるのが、今回訪問した「CAFE soyo(カフェ ソヨ)」さん。
ボリュームたっぷりのお食事や日本茶やコーヒーと相性の良いスイーツを提供するカフェとしての評判を聞き、以前から気になっていたお店です。
店内にはカウンター3席とテーブル席が4組分。
床にはところどころ木目の隙間に石が敷き詰められてアクセントとなっています。
1箇所のみ開かれた広めの窓からは、外から差し込み自然光が入ってきます。
窓の奥には風情のあるミニ庭園があり、お店のモダンな雰囲気とよくマッチしていました。
店内の照明はダウンライトのみ。
今回訪問したのはお昼ごろだったので陽の光で店内はさほど暗くは感じられませんでした。
しかし、夜は自然光がなくなりダウンライトの灯りのみとなるので、また違った雰囲気をあじわうことができます。
“茶道家”の店主がレクチャーする「抹茶」と「スイーツ」のペアリングを実践
石のテーブルに置かれた、モダンなデザインのカトラリーと脚付きのグラス。
小物のひとつひとつがとてもハイセンス!
ちょうどお昼どきということもあり、店内にいた他のお客さんは食事をオーダーしていましたが、今回はあえて甘いものをたっぷりと食べたいと思いスイーツの盛り合わせをオーダーしました。
●菓子の盛り合わせ&飲み物セット 1,450円(税込)
「CAFE soyo」さんで提供されているスイーツをそれぞれひとつずつチョイスして楽しめる「菓子の盛り合わせ&飲み物セット」。
飲み物は「珈琲」と「抹茶」のいずれかひとつを選ぶことができます。
店主の遠藤さんは“茶道家”でもあるので、「CAFE soyo」さんで提供される抹茶はプロが淹れる本格的なもの。
せっかくなので、今回は抹茶をチョイスして、スイーツも抹茶との相性が良いものを相談して選ぶことにしました。
小麦粉、粉類を使用せず作った「そよ山」というテリーヌは、単品600円(税込)で販売。
お味はショコラ、カスタード、マロン、林檎クリームチーズ、木苺クリームチーズ、黒ごまクリームチーズ、あずきクリームチーズ、さつまいもクリームチーズ、ずんだクリームチーズの9種類から選択できます。
上に乗っているのは薄くて繊細な飴菓子。
今回は、「お茶菓子は甘いものの方が良い」ということなので、チョコレートの濃厚な甘さを感じられる「ショコラ」を選びました。
やわらかくほろほろと崩れるそよ山は、スプーンで少しずつすくい、混ぜ込まれているクリームと合わせていただきます。
ラムネや落雁のようにも見える、和三盆糖を使ったひと口サイズのハーブ入り和三盆菓子「そよ板」。
こちらは2個セットで単品250円(税込)で販売されています。
ローズマリー、ジンジャー、ハイビスカス、バニラ、ミント、シナモン、ラベンダーの7種類からハーブを選ぶことができ、今回は「バニラ」を選びました。
餡子とホワイトチョコレートを合わせた、ねりきりとトリュフの相の子のようなオリジナルの茶菓子「そよ玉」は、単品250円(税込)で販売。
ココア(ラムレーズン入り)、よもぎ、きなこ、かぼちゃ、黒ごま、くるみ、ココナッツ、ずんだ、いちごの9種類からひとつ選ぶことができます。
今回は、仙台名物の「ずんだ」を選びました。
ホワイトチョコと餡のバランスがよく、ひと口ほおばるとほどけるような繊細な食感に驚かされます。
粗くつぶしたずんだの食感が良いアクセントに。
今回は「抹茶」を軸に茶菓子のフレーバーを選びましたが、珈琲と合わせる場合はまた違ったラインアップを楽しめそうです。
石巻で育てた茶葉を自ら焙煎!台湾で勉強して作り上げたオリジナルの「青茶」とは
茶道のみならず、台湾に渡り煎茶の知識もマスターした遠藤さん。
現在は石巻市で自ら茶葉を育てて焙煎し、お店で提供しています。
今回は特別に、自家焙煎の「青茶」を試飲させていただきました。
「青茶」とは、茶葉を半発酵した、熟した果実のような芳醇な香りを楽しむことができるお茶のこと。
日本でもメジャーな“烏龍茶”と同じものですが、遠藤さんが焙煎する青茶は茶葉の苦みが少なく、香りをよく感じられるとても飲みやすいあじわいでした。
店内でオーダーするほか、茶葉の販売もしているのでぜひお試しあれ!
食事はコースで提供。パリスタイルで楽しむ大人のカフェタイムを満喫して
「CAFE soyo」さんは、ジャパニーズカフェスタイルの主流であるアメリカンスタイルではなく、パリのカフェのような落ち着きのある提供スタイルが魅力です。
食事はコースのみ、ペアリングを目的としたスイーツのコースも提供されています。
おひとりさまでゆったりと大人の時間を楽しみたい方は、「CAFE soyo」さんへ行ってみてくださいね!
INFORMATION
店名:
CAFE soyo
住所:
宮城県仙台市青葉区柏木1丁目1-50 七寶ビル102号 七宝ビル
電話番号:
022-272-0729
営業時間:
[月]11:30~14:00
[火~日]11:30~21:00
定休日:
月曜日(※月曜祝日は営業)
一人当たりの予算:
¥1,000〜¥3,000
※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。