
個性ある筆づかいやデザイン性、美しさに惹かれ、御朱印集めを趣味としている方も多いのではないでしょうか。
そんな御朱印集め、すなわち神社巡りをする中で「お参り後にホッと一息つくような場所があったらいいな」と、思ったことはありませんか?
今回ご紹介するのは、縁結びの神様で有名な二柱神社境内にあるカフェ。
神聖な気分に浸りながら、心落ち着く時間を満喫してみてはいかがでしょうか。
目次
喧騒から離れた静かな場所にひっそり佇む神社カフェ「kashiwa茶寮」
夫婦神が祀られている東北地方有数の恋愛パワースポット
場所は、泉区市名坂。地下鉄南北線・泉中央駅、地下鉄南北線・八乙女駅から徒歩10分ほどの位置にあります。
ほぼ平坦な道なので、歩いても苦痛に感じることはなさそうです。
神社は、大通りから入った場所にあり、比較的に小さく静かで落ち着いた雰囲気。“ひっそり佇む”という表現がぴったりです。
神社付近には専用駐車場8台分を完備。しかし、1台ずつのスペースが狭いので注意が必要です。
また、駐車場全体も狭いので、空いていても停めることができない可能性も。運転が苦手な人や、大きい車の方は公共交通機関や近隣の有料駐車場を使用した方が安心かも…。
三井のリパーク仙台泉中央4丁目駐車場から神社までは300メートル、三井のリパーク仙台泉市名坂第2駐車場から神社までは350メートルほど。
どちらも、徒歩5分ほどで神社まで行くことができます。
参道を抜け一礼し、神様の通り道である真ん中を避けて鳥居の端をくぐります。
このとき、鳥居の左端を通る時には左足から、右端を通る時には右足から踏み出すということはご存知でしたか?
神様の領域に入る時は、遠い足から進むのが決まりごとなのだそう。
鳥居をくぐって右側に、さっそくカフェを発見。しかし、せっかく来たのですからまずは参拝から。
カフェは参拝後の一息にとっておくことにしましょう。
「二礼 二拍手 一礼」
神様に見つけてもらいやすくするためにしっかりと名前と住所をお伝えしました。
参拝後ふと左側をみると、良縁祈願と家内安全ののぼりが目を引くお社が。縁結びの神様らしくハートの鈴が特徴的です。
心地よい神社の風を感じながら過ごす癒し空間
一通り参拝を終え、お待ちかねのカフェタイムとしましょう。
鳥居の横にひっそりとあるシンプルな販売スペースは神社の雰囲気を邪魔しないような工夫が感じられました。
境内にはいくつもの椅子やテーブルが置かれ、カフェ利用者や参拝客の休憩場所としても利用されているようです。
ドリンクを中心とした豊富なカフェメニュー
メニューはこちら。
抹茶やコーヒー、紅茶、ソフトドリンク、ラテなどドリンク系を中心に、おしるこや菓子などの軽いフード系を取り揃えています。
すべて神社でいただくことができるとは…メニューの豊富さに驚きました。
季節ごとの期間限定メニューを楽しむこともできるようです。
オーダーを済ませ、いちばんいい景色が望めそうな手水舎の横にあるテーブル席へ。
席から見える景色を眺めながら出来上がりをのんびり待ちます。
数分後、ふんわりと湯気をまといながら運ばれてきたのは…。
ハートのモナカに願いを込めて♡縁結びの神社ならではの一品
●おしるこ 660円(税込)
ハートのモナカが特徴的ななんともかわいらしい「おしるこ」。
縁結びの神社らしい一品ということで気になり、こちらをオーダーしました。
優しく漂う甘い香りとともに、目に映る真っ白な白玉と薄ピンクのハートに温かみを感じます。
驚いたのはひとすくいめ。想像以上にあずきがたっぷりと贅沢に使われていました。
ほどよい甘さが口いっぱいに広がり、ホッとする味に抱きしめられたような感覚に。
シンプルで懐かしさを感じます。
ほろほろと崩れていくような柔らかさのあずきに、時間をかけて溶け込んでいる様子を感じました。
ひとくちサイズの白玉は3つ。
おしるこをいただいている間に、表面がトロっと柔らかくなっていました。中はしっかりと弾力が残っており、食べ応えがあります。
そして…ハートを割るのに少々抵抗感を抱きつつ、「素敵な縁に恵まれますように」と願いを込めてモナカもいただきます。
モナカもまた、おしるこを味わっている間に水分を含み、しっとりとしていました。
濃厚なあんことの相性が抜群です。
カフェ目的に神社に訪れてみても◎
穏やかな時間が流れる神社は、慌ただしい毎日から離れ、心を生き返らせることができます。
今回紹介した、フォトジェニックなドリンクやお菓子を食べることができる「二柱神社kashiwa茶寮」。
神社巡りが趣味じゃないという方も、一味違う非日常的な空間が広がる境内カフェでパワーチャージしてみてはいかがでしょうか。
INFORMATION
店名:
kashiwa茶寮
住所:
宮城県仙台市泉区市名坂西裏61
※二柱神社境内
電話番号:
022-372-3474
一人当たりの予算:
~¥1,000
※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。